2015年07月09日

Let's 留流し

お生花はいけばなの古典様式で、
江戸時代中期に完成されたと言われています。

天地人を意味する3本の線で三角形に構成される花型を表現する
型の決まったいけばなです。

天地人のうち、地を意味する線(枝)を、都古流では留(とめ)と呼びます。
天地人三才

そして、その留を長く優雅に横に伸ばした花型を『留流し』と言います。

留流しは、基本的な形なのですが
基本であるほど難しい・・・。

今回はその留流しの傑作2選です!

Kさんの留流し

Kさんの留流し。
Kさんは通称「お父さん」、お父さん年代の生徒さんです。
毎週、ご自宅で生けたお稽古の作品を写真に撮り次の週にチェックする
とても研究熱心な生徒さんです。
今回は、バッチリ!


そしてもう一作は一瑞さん。
一瑞さんの留流し

こちらも留流し。
以前こちらでお稽古されていたお母様に送るための写真なので、少しおめかし。
床の間に飾るとさらにグレードアップします!


よく『お生花はみんな同じに見える!』と言われます。
確かにパッと見ると同じに見えます。

でも、この2つよく見て下さい。
同じ孔雀ヒバを使ったお生花、しかも形は留流し。
でも、よくよく見ると違いがたくさんあるのです。

同じ花型を同じ花材で生けても、
枝が違い、撓めの技法が違い、そして生ける人のこだわるポイントが違うと
お生花は似たようで全く異なる作品に仕上がります。

そして、その違いが分かるようになると、お生花を見るのが
グンと楽しくなってしまうのです。


ラベル:留流し
posted by 385 at 15:31| Comment(1) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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