2011年06月13日

中野の住人様へ、コメントありがとうございました。

『協和会展のお知らせ』にコメントを下さった中野の住人様、
どうもありがとうございました。

また、いつもショーウィンドウをご覧下さっているとのこと、
ほんとうにありがとうございます。



さて、ご質問いただいた花器の中について、お話します。

まず都古流のいけばなは、大別するとお生花と自由花の二つあります。

お生花は古典のいけばなで、決まった型を表現するものです。
真・添・留と呼ばれる3本の枝を三角形に形取り、足元(水際と呼びます)を一本にまとめて仕上げます。
主に筒型の花器を使い、木蜜と呼ばれるY字型の股木を花留に使って生けます。

自由花は自分の感性を生かして自由に生るいけばなです。
水盤型の花器に剣山を入れて生けたり、花瓶に花留を用いずに生けるのが自由花です。

(詳しくはHPをご参照下さい。http://www.k4.dion.ne.jp/~miyako/)

ご質問いただいたのはお生花のことと思います。
お生花の型は、其々の枝の長さのバランスが決っています。
また、水際(花器の縁・ここまでお水が入るので水際と言います)から其々の枝の分岐までの
長さのバランスも決っています。

つまり、水際から上で各枝のバランスを整えたものをガラスの花器に生けると
本来見えないはずの水の中の枝も見えて、とても足の長いお生花になってしまうのです。

と言うことで、透明なガラスの花器を使ってお生花を生ることは避けています。


でも一度、ガラスの器で生けたお生花をご紹介したことがありましたので
その写真をご覧下さい。

夏らしいお花2

水の中がご覧いただけるでしょうか。
作品としては花器の縁から上の部分なのですが、水の中まで続いて見えるので、
とても足が長く見えてしまいます。
という事で、その後は透明なガラス器には生けていません。

でも、ご推察の通り、水の中も整えています。
逆に、水の中が整っていないと、水際から上も崩れてしまうんですよ。



なお、形が決るというだけでしたら、2〜3年でかなり美しく生けられるようになります。
(そんな生徒さんが多いです)
しかし、枝1本の選び方だけでも作品は全く違った印象に仕上がりますし、
他の花材との組み合わせ方や花器との相性など、
考えれば考えるほどいろいろなこだわりが出てきます。

いけばなとの係わりが長くなればなるほど、楽しさと共に難しさが増して行くのではないでしょうか。



でも、一言でいうと、お花を生けるのはとても楽しいです。
そんな気持ちが少しでも伝わるように、ショーウィンドウを飾っていますので
また、是非、ご覧下さい。

どうぞよろしくお願いします。


どのようなお答えを載せたらよいかを考えていたら、時間が掛かってしまいました。
お返事が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。

今後もご意見・ご質問には必ずお答えいたしますので
(少し時間が掛かることがあるかと思いますが、)
何かございましたらお気軽にコメント下さいませ。











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