2011年07月26日

お生花を生けて、暑さを忘れてみましょう

いつになく涼しかったのもほんのひと時、
しっかりと暑い夏が帰って来ました。

「暑い時にこそお生花を生けて、暑さを忘れてしまった」という2作品をご紹介します。

先ずはこちらです。
ネリネ・ドラセナ

花材はネリネとドラセナ。

どちらも草物、自分の手で撓めるのでは無く、
花・葉一つ一つの曲がりを見極めて、美しい線を生かして生けます。

真剣に花を見つめながら不要な線には鋏を入れてゆく、
静かな時間に響き渡る鋏の音は、なんとも涼やかです。


古典のお生花は植物毎に根を分けて生けますが、
こちらはネリネとドラセナを混ぜて生けています。
古典に対して、現代生花(げんだいせいか)という名称で区別しています。

これはお稽古でKさんの生けた作品です。


そしてもう一作、しのぶひばを使っての「添の吹き返し」
ショーウィンドウ用に生けた古典のお生花です。
添の吹き返し

こちらは真っ直ぐなしのぶひばの枝に楔撓めを施して
全ての線を作っています。

静かな教室に響き渡るのこぎりの音(楔撓めにはのこぎりを使います)

ノッて来るとのこぎり音はリズムを刻み始め、
この世界にひばとのこぎりと自分しかなくなり、
そして気が付くと、枝が「の」の字を描いていました。


パチリパチリと静かに鋏を入れるもの
シャカシャカシャカと懸命にのこぎりを動かすもの、
どちらもお生花の醍醐味、暑さも吹き飛んでうのです。

嘘だと思ったら、試してみてください。
本当だって、すぐにわかりますよ!





posted by 385 at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | お稽古のお生花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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