2011年10月05日

氷室杉と行李柳

早くも10月に入りました。
年賀状の受け付けも始まり、年末へ一直線でしょうか・・・?

いけばなでは色とりどりの初秋から、渋い色合いの晩秋に
季節が移って来たようです。


今回はそんな渋い美しさを楽しむお生花2作です

Iさんの氷室杉

花材は氷室杉。
今年からいけばなを始めたIさんの作品です。

ちょっとくすんだ緑色の葉をつけた氷室杉。
水槽の中の植物のような透け感がありながらも力強さのある花材です。


その強さを一層引き立てるよう、枝使いに強弱をつけた力作。
いけばなは経験も大切ですが、それ以上に花に対峙する真摯な気持ちが
作品に現れるものだと感じた一作でした。





一芳さんの行李柳

こちらは、一芳さん作の行李柳です。

行李柳は細い柳を一本づつ丁寧に根気よく線を整えて仕上げる、
お生花の中でも最も難しい手法を用いる花材の一つです。

このように細い柳は、数多い枝をまとめて生ける事から『数生け』、
一本一本の線を整えることを「筋を通す」と言うことから『筋もの』などとも呼ばれます。

今回初めて行李柳に挑戦した一芳さん、
お仕事帰りのお稽古で、途中ちょっと疲れが見えましたが
仕上がる頃には表情がすっきりとしていました!

だって美しく仕上がったもの。

Iさんも一芳さんも、お仕事帰りに渾身の一作、なかなか出来るものではないですよね。
お疲れ様でした。とっても清々しい作品でした。









posted by 385 at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | お稽古のお生花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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