2012年03月21日

乙女椿に悩む・・・器合わせも難しいです

先日のいけばな協会展・3次展で拝見した椿のお生花、華やかで素敵でした。
そんな折、乙女椿を見つけたので、早速チャレンジ。


ピンク色のぽってりとした花と、可憐な花とは対照的な素朴な線を持つ幹。
一昔前の飾らない娘さんをイメージして、まずは木製の寸筒に生けてみました。

乙女椿 木の寸筒.jpg

イメージ通り。
でもイメージ通り過ぎる・・・。

和風な可愛らしいイメージから少し離れてみようかな、とこちらに変えてみました。

乙女椿 白い寸筒.jpg

モダンな印象になりました。
これはこれでいい感じもあります・・・。

でも、柔らかい椿の線に対して、ちょっとっ花器が固い印象。

ということで柔らかく見て楽しい器に生け替えてみました。

乙女椿 ガラスのコンポート.jpg

オーストラリアのセーター屋さんで、家元が一目ぼれして購入したガラスの器。
足の部分が螺旋を描く、変わった器です。

手荷物で大切に大切に持ち帰った花器に、根性で木蜜をかけて生けてみました。

椿のピンク色のポップさに合わせたつもりでしたが、幹の素朴さにちょっと合わない・・・。
この器にはもっとモダンな花が合いそうです。


そういえば椿の花、フランスの有名ブランドのモチーフに良く使われています。
それではモダンさは少し抑えて、洋風なクラシカルを目指してみようかしらと思って生け替えたのがこちら。

20120317 椿 鉄のコンポート.jpg

昭和30年代、2世家元の頃に流行った鉄の器。
クラシカルなモダンさには少し近づいた気がします。

もう少しすっきりさがある器はどうかしら・・・?
で、こちら。

20120318 椿 ガラスの水盤.jpg

ガラスの水盤に生けてみました。
緑色のはどんな花にもよく合います。
迷った時にはありがたい器です。



と、一つの花材をいろいろな器に生け替えて楽しんだ一日。
器選びで作品の印象がだいぶ変わります。


さて、みなさんはどれがお好きですか?


おまけ
椿 卵.jpg

虫の卵の名残。
作品の中にいます。

さて、どこにいるでしょうか?

posted by 385 at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | お稽古のお生花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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