2012年03月26日

可愛いくせ者

暖かくなったかと思うとすぐ寒くなり、
春にじらされているような今日この頃です。

でも、警察病院の紅白の梅がたっぷりと花を咲かせ、
中野税務署の水木が小さな黄色の花を風に揺らせ、
その奥の駐車場わきのカナメモチには赤い小さな新芽が伸び始め、
自然は少しづつ確実に春の顔に変化してきています。

今週のお稽古では、可愛らしいけどちょっと難物な花材が人気でした。
フリージアとグラジオラスです。

どちらも遠目で見るとまっすぐと伸びて見えますが、
教習所での難関・クランクのような曲がりがあり、なかなか上手くまとまりません。
水際を一本にまとめるのは至難の業なのです。

そんなくせ者を美しくまとめたお二人の作品です。

フリージアのお生花.jpg

ベテラン・一美先生は手桶花器を使って小粋なフリージア。
たっぷりとついた葉を美しく撓めて、曲線の出ない草物の作品を柔らかくまとめて下さいました。



グラジオラスのお生花.jpg

こちらはいけばな男子・一史さんのグラジオラスです。

クランク曲がりの大きかった今週のグラジオラス、本当に水際をまとめるのが大変な花材だったんです。
「木蜜で留めたくてもどうしても足がまとまらなかったら、剣山でのお生花に・・・」と、
アドバイス差し上げたのですが、
花の足をよくよく見てお花と相談しながら”秘密の作戦”をたてて木蜜で挑んだこの一作。

見事にまとめて下さいました!

一史さんは可愛らしい花材を手にした時、いつも以上のパワーを発揮するような気がします。




posted by 385 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | お稽古のお生花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック