2012年05月12日

カーネーションづくし〜母の日に向けて

連休も終わり、次のイベントは母の日ですね。
母の日といえばカーネーション。
今週のお稽古にはカーネーションがたくさん届きました。

まずはカーネーションの盛り花です。

一秀さん カーネーション・リョウブ・天門草.jpg

一秀さんの作品はりょうぶ・天門草に朱色の鮮やかなカーネーションです。

カーネーションの朱色意外は、花器までグリーンでまとめたので、
朱色の強さが抑えられて爽やかな印象の盛り花になりました。

りょうぶの葉の黄緑色が季節を感じさせる取り合わせ。

一秀さんは義理のお姉さまと一緒にお稽古に来ています。
今回は一秀さんが自由花・お姉さまはお生花でカーネーションを生けていらっしゃいました。
母の日本番が楽しみなご一家です。



同じ花材でショーウィンドウも飾りました。
それが下の作品です。

ショーウィンドウのカーネーション・リョウブ・天門草.jpg

一秀さんと同じ花材の組み合わせですが、
花器が白い変形花器。
これだけでずいぶん印象が変わります。

一秀さんが「爽やかな新緑の季節」なのに対して、
こちらは「穏やかな初夏のひだまり」といったところでしょうか。


続きましてお生花です。
今回は皆さんピンクのスプレーカーネーションを材料に腕を振るいました。

まずは一由さんの寸筒生けです。

一由さん カーネーション.jpg

シンプルな黒い器でいけたカーネーション。
線の柔らかさがより引き立ちます。

一由さんはとても美しい線を引き出します。
今回も本領発揮。
特に真(一番長い枝)の弓なりの線がとても優雅です。



続いて一希さんの手桶生けです。

一希さん カーネーション.jpg

手桶はその軽やかで優雅な印象から
都古流ではとても人気のある器です。

その手桶に可愛らしいカーネーションをいけたらこうなりました。

手桶の作り出す枠の線が緊張感を生み出し、
同じカーネーションでもキリっと帯を締めた江戸の女性、といった印象です。

一希さんは結婚後もご実家にお花を生けてご両親に楽しんで頂いているとのこと。
お母様が喜んで下さると良いな、と願っています。




そしてKさんの船のお生花です。

Kさん カーネーション.jpg

可愛らしいカーネーションをあえて古典で生けたい、とのKさんのご希望で
船の器に生けました。

華やかな草ものでにぎやかに生ける「芝船」です。


同じカーネーションのお生花でも、器によってずいぶん印象が変わります。
生徒さんの生けるさまざまなカーネーションを見ていると
生けた花(作品)の個性と生けた方のお人柄がリンクして見えてきます。
いけばなって、生けるもの見ているのも楽しいですよ。



最後に今年の代表のカーネーションをご紹介します。

ムーンダスト.jpg

ニュースなどで大きく取り上げられたカーネーション「ムーンダスト」。
青いカーネーションです。

実際見ると紫色ですが、その色素は「青」。

このムーンダストを、お世話になっているお花屋さんの千草園さんから頂きました。
貴重なカーネーション、どうしようか悩んだ挙句、やはり都古流らしくお生花にしました。

合わせたのは天門草とキノブラン。
紫が映えるように反対色の黄色を差してみました。

このカーネーションの花言葉は「永遠の幸福」だそうです。
世界中のお母さんに幸福が届きますように、都古流と千草園さんからプレゼント。
気持ちだけでも届きますように。

















posted by 385 at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | お稽古のお生花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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