2013年06月03日

夏に向けてのいけばな

関東地方は先週半ばに早くも梅雨入りしました。

でも、その後は夏を思わせる日差しの毎日で
梅雨を飛び越えて一気に夏になってしまったかのようです。

暑い夏を涼しく過ごすには
涼しげなお花を飾るのも一案。

今週は涼しさ先取りの、お稽古のお生花をご紹介します。



夏椿・鉄砲百合.JPG

まずは一由さんの枝もののお生花。
花材は夏椿と鉄砲百合。

夏椿は別名「沙羅の木」。
まだ開かない白い蕾が水玉のように可愛らしい枝ものです。

そこにやはり固い蕾の鉄砲百合を合わせました。
四方に広がる鉄砲百合の花(蕾)の整理が勝負のしどころ。
線を意識してすっきりと仕上げました・

蕾と葉の緑が清涼感一杯です。



カラー.JPG

こちらは一芳さんの海芋のお生花です。

海芋、というとなじみがありません。
最近ではカラーと呼ばれます。
カラーと呼ぶと、ぐっと身近に感じられますね。

この海芋、いけばなでは古くから使われている花材です。
水盤にたっぷりと水を張って生け、水辺の風景を表す花材。

ですが今日はモダンなコンポートを用いて
現代的な作品に仕上げました。

飾る場所を選ばないモダンさと手軽に飾れる大きさのいけばなは、最近特に人気です。



デルフィニウム・キキョウラン.JPG

そして最後は一史さんの水盤生花。

花材はブルーが鮮やかなデルフィニウムに
白い斑が涼しげなキキョウランの葉の取り合わせです。

水盤型の花器に剣山を用いて生ける「水盤生花」という手法です。
木蜜で生けるよりも簡単、と思う方が多いのですが、
剣山にキキョウランの紙のようなヒラヒラの薄い葉を挿すのは想像以上に大変です。

額に汗しながらキキョウランの葉を一枚一枚丁寧に刺した力作。
しかし、それを感じさせない涼しげな佇まいの作品。


夏に備えてお花の準備は万全な、
今週の都古流家元教室の皆さんの様子でした。




posted by 385 at 14:03| Comment(0) | TrackBack(0) | お稽古のお生花 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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