いかがお過ごしですか?
暑くなってくると恋しくなるのが水。
水を感じられると少し、涼やかな気持ちになれます。
お稽古でも、水を意識した作品作りをしてみました。
一恵さんの水盤でのお生花です。
花材はアガパンサス。
町中でも見られることの多いお花ですが
生けた姿はまた一味違います。
大き目の水盤にたっぷりと水を張り
中には石を敷くと、川のせせらぎのような風情が出ます。
花器の下に敷いている板は『水車板』といい
ところどころ四角い穴が開いています。
これはその昔の水車の廃材をいけばなの道具として
取り入れたものです。
水を感じることのできるお道具として
水辺の花を生ける時や、暑い時期水を感じられる道具として
使われます。
写真から涼しさを感じて頂けたでしょうか?
このように、お花だけでなく取り合わせるお道具からも
季節の風情を感じることができるのが、いけばなの楽しみの一つです。
ラベル:アガパンサス
【関連する記事】