2014年07月01日

今日は富士山の山開き

今日は富士山の山開きです。

毎年この日の為に、6月の末に生けるお花です。

富士山を生ける.JPG

これは都古流で「留受けの富士」と呼ばれている、
富士山の近景を生けた花型です。

毎回、富士を形作る楔撓めには緊張しますが
今年も無事クリア、登頂成功です!


本物の富士山が見えるかと
夕方でしたが自宅の屋上に上がり、西の空を見上げてみました。

天使の梯子.jpg

あいにく富士山は見えませんでしたが
幻想的な空に出合いました。

「天使の梯子」と呼ぶらしいですよ。







ラベル:富士山

2014年06月15日

父の日

今日は父の日。

父の日

全てのお父さんに感謝を込めて・・・。

2014年06月11日

道行く人の声を聴く

都古流本部・家元教室は、東京のJR中野駅北口・中野サンモール商店街』にあり、
そのショーウィンドウにはいけばなが飾られています。

今日のショーウィンドウがこちら
IMG_2172.JPG

左はギガンジウム・カラー・擬宝珠の盛り花、
右は玉氷室杉のお生花です。


そして、教室の中から聞いた、道行く人のご感想


『きれいね〜』
 (ありがとうございます。)


『これこれこれ、ネギ坊主よ! 裏の畑のネギ坊主、私も生けてみようかしら?』
 (一応、ギガンジウムというお花です。でも、茎を切ると確かに葱の香りがする・・・)


『松ね? 盆栽みたいね』
 (玉氷室杉といいます、盆栽っぽく飄々とした作品を目指して生けました!)


『うわ、なにこの鳥の巣ー!!!』
 (アフロみたいとは思ったけど、確かに鳥の巣みたいですね・・・。)


他にも、嬉しいご意見や耳の痛くなるご意見、笑っちゃうご感想など
沢山聞けるこの教室。

道行く方々のご意見を密かに伺いながら
日々精進に励んでおります。

2014年05月11日

母の日に

母の日に姉がカーネーションを買ってきたので
イボタと合わせてお生花に生けてみました。

母の日に.jpg

母の日に、お母さんに贈りたいものランキングの第一位はお花だそうです!

鉢植えやプリザーブドフラワーも素敵ですね。
でも、お母さんの為に自分で生ける『いけばな』も
日頃の感謝の気持ちをたっぷり込められる、世界に一つだけの贈り物です。

母の日に、カーネーションのいけばな、ぜひ生けてみませんか?

2013年12月24日

MERRY CHRISTMAS !

MERRY X-MAS!

皆さまの楽しいクリスマスをお祈りして生けた、クリスマスのお生花です。

クリスマス.jpg

ポインセチアは「ウィンターローズ」という素敵な名前です。
着色ユーカリと共に、サンタの本場フィンランド製のガラス器で。



クリスマス2.JPG

少し華やかに、温かい色合いのシンピジウムを使いました。
着色シダとドライフラワーのマキヤナギとの取り合わせ。
上段の柳が良く見えなくてすみません。


古典らしからぬ華やかさを生けた作品達は
ショーウィンドウをご覧になった方々から
いつもと違うお言葉を頂きました。


そして、今日は少し模様替えし、
ご覧になった方々が笑顔になれるような作品を飾っています。
お近くにお越しの際はぜひ覗いてみてください。
お待ちしております。

では、全ての方に楽しいクリスマスが訪れていますように。
Merry Christmas !





2013年06月23日

富士山世界遺産登録、おめでとう!

とうとう富士山が世界遺産に登録されましたね!

都古流のショーウィンドウでは、富士山登録祈願に
小さな富士山のお生花を飾っていました。

高受け富士小品.jpg

日本の願いが叶って何よりです!

本物の富士山もいけばなの富士山も
雄大で美しい姿を後世に伝えられるよう、頑張りましょう。









2011年11月08日

錦木のお生花

11月に入り、急に涼しくなって来ました。

中野の銀杏並木もほんの少し色づいて来ています。

今回のお稽古で2はい(お花は一杯・2杯・・・と数えます)だけ届いた錦木は
緑から赤へのグラデーションと、
つややかで真っ赤な実がとてもきれいだったのです。

思わず生けてみたくなり、ショーウィンドウ用に1杯、頂いてしまいました。

nisikigi.jpg

紅葉(こうよう。もみじではなく)は、山の風景を写す景で
一作の上の方に赤く色づいた葉を、下の方に未だ緑の葉を配して生けます。

今回は緑の葉のついた枝が少なかったので
緑の葉が唯一ついていた留(写真右下の枝)を流して、少ない緑の葉の存在を強調してみました。


先日の日曜日に高尾山で紅葉と野点を楽しむ予定だったのですが、あいにくの雨・・・。
なので、中野でむりやり紅葉を楽しんでみました。

2011年06月13日

中野の住人様へ、コメントありがとうございました。

『協和会展のお知らせ』にコメントを下さった中野の住人様、
どうもありがとうございました。

また、いつもショーウィンドウをご覧下さっているとのこと、
ほんとうにありがとうございます。



さて、ご質問いただいた花器の中について、お話します。

まず都古流のいけばなは、大別するとお生花と自由花の二つあります。

お生花は古典のいけばなで、決まった型を表現するものです。
真・添・留と呼ばれる3本の枝を三角形に形取り、足元(水際と呼びます)を一本にまとめて仕上げます。
主に筒型の花器を使い、木蜜と呼ばれるY字型の股木を花留に使って生けます。

自由花は自分の感性を生かして自由に生るいけばなです。
水盤型の花器に剣山を入れて生けたり、花瓶に花留を用いずに生けるのが自由花です。

(詳しくはHPをご参照下さい。http://www.k4.dion.ne.jp/~miyako/)

ご質問いただいたのはお生花のことと思います。
お生花の型は、其々の枝の長さのバランスが決っています。
また、水際(花器の縁・ここまでお水が入るので水際と言います)から其々の枝の分岐までの
長さのバランスも決っています。

つまり、水際から上で各枝のバランスを整えたものをガラスの花器に生けると
本来見えないはずの水の中の枝も見えて、とても足の長いお生花になってしまうのです。

と言うことで、透明なガラスの花器を使ってお生花を生ることは避けています。


でも一度、ガラスの器で生けたお生花をご紹介したことがありましたので
その写真をご覧下さい。

夏らしいお花2

水の中がご覧いただけるでしょうか。
作品としては花器の縁から上の部分なのですが、水の中まで続いて見えるので、
とても足が長く見えてしまいます。
という事で、その後は透明なガラス器には生けていません。

でも、ご推察の通り、水の中も整えています。
逆に、水の中が整っていないと、水際から上も崩れてしまうんですよ。



なお、形が決るというだけでしたら、2〜3年でかなり美しく生けられるようになります。
(そんな生徒さんが多いです)
しかし、枝1本の選び方だけでも作品は全く違った印象に仕上がりますし、
他の花材との組み合わせ方や花器との相性など、
考えれば考えるほどいろいろなこだわりが出てきます。

いけばなとの係わりが長くなればなるほど、楽しさと共に難しさが増して行くのではないでしょうか。



でも、一言でいうと、お花を生けるのはとても楽しいです。
そんな気持ちが少しでも伝わるように、ショーウィンドウを飾っていますので
また、是非、ご覧下さい。

どうぞよろしくお願いします。


どのようなお答えを載せたらよいかを考えていたら、時間が掛かってしまいました。
お返事が遅くなり、大変申し訳ありませんでした。

今後もご意見・ご質問には必ずお答えいたしますので
(少し時間が掛かることがあるかと思いますが、)
何かございましたらお気軽にコメント下さいませ。









2010年12月05日

見学にいらして下さったMさんへ


入船
こちらは「入船」という花型です。
都古流の伝花で、荷を積んで湊に帰って来た船の姿を表し、「吉報が届く」という縁起担ぎもある花型です。
この入船をウインドウに飾った日に見学希望のお電話を下さったのがMさんでした。
なんだかとても嬉しい気持ちになりました。

土曜日のお稽古の様子はいかがでしたでしょうか?
お茶の時間は長くなってしまいましたが、あれは皆さんの歓迎の気持ちの表れで、
いつもはもう少し早く終わります。

あの時点では出来上がった作品をご覧いただけなかったので、こちらで一作ご紹介します。


Sさんの自由花
こちらは、お茶の時間にMさんの右側に座っていらしたSさんの自由花の作品です。
花材は木瓜・アイリス・スプレー菊。

Sさんは今月で入会2年目に入ります。
この日は花器を2つ使うことに挑戦しました。


Sさんは2年前の12月の土曜日に、HPを見て見学にいらっしゃいました。
その後は楽しく厳しくお稽古を続けています。
Mさんも、是非いらして下さい。
何かわからないことなどありましたらお気軽にお電話下さい。

お待ちしています。







2010年06月09日

モモコヒメ


モモコヒメふっくらとふくらんだ風船のような額から
小さなピンク色の花を咲かせるこのお花、


その名も『シレネ・モモコヒメ』。


以前ご紹介したグリーンベルに似ていますが
花の色と大きさが違います。


繊細な茎とプクッとした額、やさしいピンク色。
可愛いでしょ?




教室のAさんお勧めの『ルーシー・リー展』で見た
ピンク線文鉢(1972年頃)という作品も
繊細な線とプクッとしたふくらみ、やさしいピンク色でした。

あんな器に生けたらもっと素敵なんだろうな・・・。




2010年05月08日

母の日に♪


母の日母の日にと、家元がプリンのプレゼントを戴きました。

その器があまり可愛かったので、
赤いカーネーションを生けて
母の日にショーウィンドウに飾ることにしました。

私の母と、世界中のお母さんと全ての女性に、
そしてプリンを下さったKさんに感謝を込めて・・・。

2010年03月16日

Nさん2号、開花。

あっという間にいけばな協会展が終了しました。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
ご来場戴けなかった皆様、もうすぐHPにアップしますので、
しばらくお待ち下さい。



つつじNさんが出品した可愛らしいピンク色のツツジ、そのつつじの残り枝で作ったのがこの作品です。

やっと今日、開花しました。

いけばな協会展の会場を訪れた友人は、作品の大きさに圧倒されていました。
「すごいけど、こんなに大きいと家に飾れない!」

このツツジは高さ20cmほどなので、テーブルの上に置いても邪魔になりません。

可愛いでしょ?

2009年10月12日

満月の生口


満月先日の習作展の際、ショーウィンドウに入っていた作品について
お問い合わせを頂きましたので、ここでご紹介します。

これは都古流花伝書『都の巻』に載っている
「月三秘伝」の中の「満月」です。

月型の器の縁を隠すことなく『満月』に見せ、
月輪に沿うように上下に伸びる枝の線の
厳しさと柔らかさの対比が見所でしょうか。

花材は伽羅木です。

習作展の前日が中秋の名月だったので
一日遅れではありましたが、入り口に飾りました。

あれからもう一週間過ぎましたが
今も教室の中で元気に美しい線を見せてくれています。




2009年08月08日

お盆と引き出し


お盆と引き出しお暑うございます。

写真は今週の都古流・家元教室のショーウィンドウ。
お生花が2作です。

お生花は飾るとき、ほとんどの場合は「花台(かだい)と呼ばれる台に載せて飾ります。

花台と一言に言っても種類は様々です。
足の付いた漆塗りの黒い台・材木をスライスした敷板などはよく見られるところ。
細い竹を並べた「スノコ」は涼感があり今の季節に好んで使われます。

そして、この写真の作品の花台は・・・?


左の撫子の下には、丸い木のお盆。
これは教室で30年以上にわたり、生徒さんとの
お茶の時間を彩ってきた歴史ある品です。

長い時間の中で木目が美しく浮き上がり、
都古流100周年記念の作品集にも花台として登場したことのある逸品なのです。

そして、右の孔雀ヒバと菊の作品の花台として使用したのは、
文机の引き出しです。

こちらは2世一阿彌(昭和38年没)の愛用していた机の引き出しで、
本体は数年前に壊れてしまったのですが、
木肌が美しかったので引き出しのみとっておいたもの。


時には思い出の品や身近な日曜品を使用するのも楽しいものです。
それにしても昔の物は、しっかりと美しく作られていますね。


次は何を使おうかな…。



2008年10月10日

秋といえば菊です。


菊手桶秋といえばいろいろなものが浮かんできます。

栗・マツタケ・秋刀魚・月・紅葉・・・

菊も、秋の代表ですね。
今は一年中見かけるので
季節感は感じられなくなっていますが・・・。

菊を、手桶に生けてみました。

最初はカボスより小さかった蕾が
2週間後には蜜柑ほどの大きさにひらきました。

毎日毎日、
『昨日より今日のほうが綺麗になってる』
と、驚きながら眺め続けました。

最後の最後が、一番大きく豊かで美しい。

人もそうだといいですね。

2007年11月14日

秋が、日一日と深まってまいりました。
寒さが厳しくなるとともに 空気が澄み渡り
夜空の美しい季節がやってきます。

そんな晩秋の夜空をイメージして生けてみました。
月型の花器の中に花を納めるこの形を
都古流では『入り月』と呼んでいます。

花材は小菊を使ってみました。

入り月

2007年11月05日

和みのお花


撫子3筒10月末には、『日本いけばな芸術展』をはじめとして
『中野区文化祭』・『明治神宮 献花』と作品出品が続きました。

力のこもった作品が続いたので、ここでちょっと一息・・・と
可愛らしいお花を生けてみました。

花材は撫子、3つの筒に少しづつ型を変えた三体を生けました。
都古流ではこの3つ寄せの生方を『澪尽くし』と呼びます。

力のこもった大作も楽しいですが、
このようなサラッと生ける花ものも、
生けても見ても楽しいものです。

で、力のこもった大作の方は、整理が出来しだいHPにアップする予定ですので、もう少しお待ち下さい。

2007年10月19日

ざくろ


ざくろ
ざくろをいただきました。
Sさんのお庭のざくろです。

一枝に1〜4個の実がついていました。
なので、その実を支えている枝はロープみたいで、細いけれどとても柔軟。
振り回しても、全く折れる気配がありません。

しかし柔軟すぎて、下垂することしか出来ない枝でもあります。

なのでこんな風に生けました。

写真だと、なんだか幽霊のようなうすら淋しい枝ぶりですが
本物は実の存在感もあって、なかなかの花材です。
しかも、ショーウィンドウの中は ざくろの甘ーい香りりで満ちています。
この香り 出来ることならショーウィンドウの中で一日過ごしたい・・・。




2007年10月14日

くさび撓めと人生


柊南天くさび撓めとは、いけばなで花材を曲げる技法のひとつです。
簡単に言うと、のこぎりで枝の太さの半分ほどまで切り込みをいれて広げ、その広がりに合わせて切った木片(くさび)をはめ込み固定します。これを必要と思われる箇所に順次入れて行き、思い描いた曲線を自分で作りだすのです。

今日の作品はこのくさび撓めを用いて生けた柊南天のおせいかです。

くさび撓めは のこぎりによる切込みが深すぎるとそのまま枝が折れ、浅すぎると間に挟んだくさびが枝を割き、曲げることが出来なくなります。

慎重に慎重にのこぎりを入れ、くさびを切ってははめながら曲り具合を確かめて撓めて行きます。
が、少し慣れてくると楽しくなってサクサクと撓め作業が進み、もっと慣れると「こんな感じ!」と慎重さが薄れて行き、乗ってきたなと思う頃に切り込みの深さを確かめることがおろそかになって枝を折ることが多々あります。

そういえば、生きるってそんなことの繰り返なのでは・・・?
何かを始めると最初は慎重に慎重にことを進め、少し慣れると楽しくなり、そのうち緊張感が薄れて調子にのって注意がおろそかになり失敗する、そんな経験が多々あります。

でも・・・
くさびに失敗したら 枝を替えて一からやり直すことができます。
人生も、一から出直す気持があれば、やり直しがきくのではないでしょうか。

くさび撓めも人生も、恐れずしかしあなどらず、いつでも何度でも挑戦していきたいものですね。

くさび撓めは極めると くさびと本体の枝の区別もつかないほど 美しく撓められるようになります。

では人生を極めるとどうなるのでしょうか・・・?

2007年08月12日

秋が、待ち遠しい・・・


七竃抛入れお暑うございます。
今日のあまりの暑さに、手首から汗が出ました。
うわーっと思って見ていたら、見る間に肌がかぶれて赤くなり、さらにうわーっと驚きました。

『一日も早く涼しくなってもらいたい!』

早く秋が来ないかしら?
あら、こんなところに来てました。
秋と言えば紅葉(もみじ ではなく こうよう)
ということで、今回はどどんと紅葉です。

最初のは、千草園さんから頂いた七竃の紅葉(こうよう)。
朱色に近い赤と緑のコントラストがなんとも美しではないですか!!!


七竃・菊・吾亦紅続いてお稽古から、Sさんも七竃の紅葉(こうよう)、の自由花です。
組合せは菊と吾亦紅。

紅葉(こうよう)はもちろん、吾亦紅も代表的な秋の花材です。
そして菊、これは一年中手に入りますが、やはり旬は秋。
秋の三段重ね。
あっさりとした生口も涼しげで、虫の音が似合いそうな一作になりました。



夏はぜそして最後は夏櫨の紅葉(こうよう)です。
七竃と比べると、こっくりと深い赤の色とたくさん下った艶やかな実のせいか、秋がもっと深まったような風情です。

一足早い秋。
そういえばおとといトンボを見かけました・・・。


さて、ここで問題です。
『紅葉』と書いて、何と読むでしょうか?






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