2016年08月20日

連作の楽しみ

残暑お見舞い申し上げます。

一昔前には気温が30度を超すとニュースになりましたが
今では30度が涼しく感じます。
地球温暖化、怖いですね。

そんな暑さの中、教室の皆さんは涼を求めてお花を生けています。
今日は一貴さん(S)の連作で盛り上がりました。

花材は銀色に着色された柳巻き蔓に深紅のアンセリウムとグニーユーカリです。
モダンな印象の花に合わせて、花器は小ぶりの3つ足の鉄器を2つチョイス。

一貴さん@.JPG

連作として飾っても1つずつでも楽しめます。
水玉のようなユーカリの葉が涼し気で、
影までもかわいいですよね。

横に並べるのも素敵だけど、高さに変化をつけてみるのも良いかも・・・

一貴さんA.JPG

窓の段差を利用して、高さを変えて飾ってみました。
奥行きも出て、違った味わいの作品になります。

左右逆にしたら、どうかしら・・・?

一貴さんB.JPG

横に流れる線を下に、縦に伸びる線を上に配置すると
これもまた落ち着いた印象が深まります。

連作は、飾り方によって印象が変わります。
時には自分でも思ってもみなかった様な表情をみせてくれるので
生けた後のお花とのやり取りが楽しみの一つです。


インスタグラムでも、教室の皆さんの作品をご覧頂けます。
https://www.Instagram.com/miyako_koryu



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2016年05月15日

芍薬!芍薬!

連休も終わり、初夏。
お花屋さんの転倒が、一年で一番華やかな季節です。

この季節、教室で最も人気のあるお花『芍薬』が
今年もやってきました。

一孝さん お生花 .jpg

一孝さんのお生花です。
葉の緑と花の薄桃色、華やかの一言に尽きます。


一恵さん 投げ入れjpg

こちらは一恵さんの投げ入れです。
花材は、そけい・芍薬・小菊。

こちらの芍薬は濃いピンク色で、
そけいの黄色い花・葉と菊の黄緑とのコントラストが
よりはっきりしています。


まだしばらく続く芍薬の季節、
また生けるのが楽しみです。
「毎回でも生けたい!」という方もいるんですよ。






posted by 385 at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月16日

展覧会のあと

3月2日~7日、新宿高島屋において開催された『いけばな協会展』
ご覧下さった方も多いかと思います。
ありがとうございました。

無事全会期を終え、ほっとしつつも通常にシフト!
次を見据えて一同進み始めました。

今回初めて展覧会に参加した一瑞さん。
作品は山茱萸の『留め流しの体』
今回は今までのお稽古の成果を作品にし、
「お母さまの屋久島土産の屋久杉の敷板を使った作品としました。
いけばな協会展 一瑞さn.JPG

ここで使った山茱萸、実はこれで全部ではありません。
枝を選び、予備も用意するために
実際に作品に入れている枝数よりも多く用意します。

展覧会後のお稽古はこの残りの花材を使っての次への一歩。
残り枝にて 一瑞さん.jpg

展覧会とは打って変わって、大胆な枝使いとし
丸葉ルスカスを足すことで色合いに変化を持たせた添の変化型です。

いけばなは花を生かして自分を生かす、と聞いたことがあります。
この言葉通り、残ったお花を生かして今後の自分に生かした一瑞さんでした。


都古流は、インスタグラムにて作品のご紹介を始めました。
よろしかったら覗いてみて下さい

※都古流インスタグラム公式アカウント:https://instagram.com/miyako_koryu

都古流生徒さん限定アカウントもあります。
教室の裏側(?)などいろいろご紹介しています。
生徒さんはぜひこちらもみて下さい。




posted by 385 at 19:15| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月06日

Facebookも見て下さいね

都古流のフェイスブックページをご存じですか?
実は割と前からあるのです。
ぜひご覧くださいね。

https://id-id.facebook.com/MiyakoKoryu/



そして最近の写真を一枚。
日本いけばな芸術展での作品『観世流し』

20151010小林美智子 日本いけばな芸術展.JPG

しず




posted by 385 at 14:02| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月09日

Let's 留流し

お生花はいけばなの古典様式で、
江戸時代中期に完成されたと言われています。

天地人を意味する3本の線で三角形に構成される花型を表現する
型の決まったいけばなです。

天地人のうち、地を意味する線(枝)を、都古流では留(とめ)と呼びます。
天地人三才

そして、その留を長く優雅に横に伸ばした花型を『留流し』と言います。

留流しは、基本的な形なのですが
基本であるほど難しい・・・。

今回はその留流しの傑作2選です!

Kさんの留流し

Kさんの留流し。
Kさんは通称「お父さん」、お父さん年代の生徒さんです。
毎週、ご自宅で生けたお稽古の作品を写真に撮り次の週にチェックする
とても研究熱心な生徒さんです。
今回は、バッチリ!


そしてもう一作は一瑞さん。
一瑞さんの留流し

こちらも留流し。
以前こちらでお稽古されていたお母様に送るための写真なので、少しおめかし。
床の間に飾るとさらにグレードアップします!


よく『お生花はみんな同じに見える!』と言われます。
確かにパッと見ると同じに見えます。

でも、この2つよく見て下さい。
同じ孔雀ヒバを使ったお生花、しかも形は留流し。
でも、よくよく見ると違いがたくさんあるのです。

同じ花型を同じ花材で生けても、
枝が違い、撓めの技法が違い、そして生ける人のこだわるポイントが違うと
お生花は似たようで全く異なる作品に仕上がります。

そして、その違いが分かるようになると、お生花を見るのが
グンと楽しくなってしまうのです。
ラベル:留流し
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2014年10月09日

こんな花器に生ける!

久しぶりに草もののお生花をお稽古することになった一貴さん。

花材はオンシジウムとレザーファン、
明るい色合いでモダンな印象の取り合わせです。

新しい教室の新しい花器棚を見つめる事数分・・・

そして・・・

一貴さん、草ものを生ける.JPG

選ばれたのはパンダの花器でした!

花器はカワイイですが
きちんと木蜜を掛けて生けられる本格派の器です。


この花器は『MADE IN CHINA』ですが
アメリカはダラスの雑貨屋さんで出会ったもの。
それから早や10年、やっと生徒さんにも使ってもらえました!

posted by 385 at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月07日

道行く人の声を聴く2〜想像と創造

IMG_2414.JPG
これはここ数日のショーウィンドウの作品です。
左は『添の吹き返し』・右は『留受けの富士』という花型です。

朝、教室の外に出たら「お姉さん」と声を掛けられました。
見ればTシャツ+ショートパンツ姿の泉谷しげるさん似の男性(以下 泉谷さんと表記)がショーウィンドウの前に。
ちょっと身構えてしまいつつ「はい?」と返事をしました。
すると・・・

『俺、毎朝これ見てるの。
 今までずっと、左側の力強さと勢いがいいな、と思ってたんだけど
 今日は右の繊細さもいいな、と思いながら見てたら
 お姉さんが出てきたから、つい声かけちゃった、ごめんね』

いえいえ、こちらの方が失礼しました。

『でもさ、こういうの、枝が小さいころからクセをつけるの?
 それとも、いろんなところを探しまわって見つけるの?』

そこで、楔撓めの方法を詳しくお話ししました。
すると泉谷さん、目を閉じてうなづきながら私の話を聞いて下さり、

『ごめんね、目閉じちゃって。
 でもね、俺、目を閉じてあなたの言ってる事を想像するの。
 目で何か見ちゃうと、それしか解らないけど
 目を閉じて想像すると、いろんな情景が浮かぶでしょ?
 それでね、その想像の中で、こんどは自分にできそうな事を考えるの。
 どういう風に自分が応用できるかなって、考えるの。
 より深く理解して、何かを作りだしたいの。』

想像して、創造する。

泉谷さんの言葉に、
自分は想像し、創造しているのか?
己の身を正さなくては、と背筋を伸ばした朝でした。

道行く人の声、勉強になります。



【おまけ】

泉谷さんの声を聴いた後、今日の掛け軸にこちらを選んでみました。
IMG_2413.JPG

『一聲』 紫野雪窓書


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2014年06月08日

華道協和会展、開催中!

梅雨入りしてから続いた大雨が
少し落ち着きました。

これなら外に出られそうですね。

『華道協和会展』.日比谷公園・屋外陳列場にて、本日4時まで開催しております。
雨雲が油断している隙に、
ぜひお出掛け下さい!

野音のリハーサル音が響いています。
野音にお出掛けの方々も、
お立ち寄り下いませ、お待ちしております!
posted by 385 at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月15日

ホームページをリニューアルしました

都古流のオフィシャルサイトを移転・リニューアルしました。


新しいアドレスは
http://miyakokoryu.jp/
             です。

暑い日はお家の中でネットサーフィン。
そして、お花に触れるのも良いですね。

ご意見・ご感想など,ぜひお寄せ下さい。
お待ちしております。

なお、旧サイトも引き続きご覧いただけます。
そちらでは過去の都古流をお楽しみ下さい。






posted by 385 at 11:27| Comment(1) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月30日

明治神宮、鎮座90年

昨日から明治神宮秋の大祭の献花が始まりました。

今年は明治神宮鎮座90年の記念として、沢山のイベントが開催されるようです。


山車・提燈

原宿口では数え切れないほどの提燈の壁と山車がお出迎えです。


ねぶた
駐車場には、聳え立つねぶたが原宿駅方向を睨んで立っていました。
クレーンで作業している人の大きさから、全体の巨大さを創造して下さい。


山車
こちらは竜とトラの頭を花で飾った鮮やかな山車。



これらは青森4大祭りのご奉納。
夜にはこれらの山車や神宮本殿がライトアップされ、幻想的な風景が繰り広げられるとのこと。
(新聞に載っていました、とても美しいです!)

他にも屋台でのお食事など、神宮90年と青森が一度に満喫できる一大イベントです。楽しそうですよ!
残念ながら土日は雨(台風・・・!)の予報ですが、
文化の日までイベントがあるそうなので、ぜひお出かけ下さい。

詳しくは
http://www.meijijingu.or.jp/
でご確認下さい。


そしてお花も忘れずに見て下さいね。









posted by 385 at 09:01| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月11日

巻柳


巻き柳お生花こんにちわ、ご無沙汰してしまいました。
しばらくお稽古がお休みでしたが、今週からまた始まりました。

今週、一番人気だったのが、巻柳・カラー(ピンク)・レモンリーフのセットでした。

このセットで活けた2作品をご紹介いたします。

一つはお生花。新生花としてまとめあげた作品は、ベテランO先生。



巻き柳自由花そして、自由花にすっきりと活け上げたのは、最近上達目覚しいOさんの作品です。

同じ花材でお生花にしても自由花にしてもなかなかの仕上がりの2作品、皆様はどちらがお好みですか?

posted by 385 at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月27日

小さな出張


観世流し 今日は、金町のお寺様に出張しました。
4月29日のお施餓鬼法要の為に、広間の床の間の花を活けさせて戴いたんです。

 花材はしのぶ檜葉、これは急にご依頼いただいたので花やさんにおまかせしました。花型は広い床の間に合うように「観世流し」を選びました。小川とか渓流なんかを思い浮かべていただけたら嬉しいです。

 が、香台の存在を忘れてました、枝先が長すぎてこれは失敗・・・。
次回から気をつけます。すみません。


都古流では、いけばなの出張活け込みを承っております。
ご希望の際は、ホームページよりメールにてご連絡下さい。

では みなさま楽しい連休をお過ごしください。
posted by 385 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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